「花より男子」は少女漫画として歴代1位の5800万部を売り上げるほど大人気です。
ドラマも大ヒットした「花より男子」の漫画としての魅力を探っていきます。
「花より男子(はなよりだんご)」は漫画を原作にしたテレビドラマとして有名です。集英社の月刊少女漫画誌「マーガレット」で1992年から2004年まで連載された神尾葉子の少女漫画作品である「花より男子」は、単行本全36巻、完全版全20巻という大作で、平成7年度の第41回小学館漫画賞を受賞しました。「花より男子」は最初にアニメとして1996年から1年間にわたり、全51話が放映されました。その相乗効果もあったのでしょう、「花より男子」は後にアニメ映画になり、さらにはテレビドラマ化されましたが、日本の前に台湾でドラマ化されて大人気となったことは有名です。そのせいなのかもしれませんが、「花より男子」は漫画として知らない人たちがアニメやドラマでファンになるという傾向もあったのです。
「花より男子」は少女漫画として2005年9月の時点で、いまだ完結を見ていない「ガラスの仮面」に次ぐ発行部数4800万部という歴代2位の売上げを誇っていましたが、日本でのドラマの大ヒットを受け、その年の12月には発行部数を一気に5800万部まで伸ばし、ついに日本一売れた少女漫画となったのです。単純に発行部数だけを見ると「花より男子」という漫画は日本人の2人に1人は読んだという計算です。また漫画「花より男子」は世界各国で翻訳化され、CDブック・テレビアニメ・映画・テレビドラマとメディア展開されました。日本でもテレビドラマ化され、シリーズ2作を数えるなど大人気を博しましたが、台湾で「流星花園」というタイトルのドラマで大成功を収めたことがきっかけとなったのでした。
名家、素封家の子弟が入学することで有名な英徳学園高校は、世界でもトップクラスのセレブの子弟であるFlower 4(花の四人組)、略してF4と名乗る道明寺司・花沢類・西門総二郎・美作あきらに牛耳られていた。何の間違いなのか、そんな英徳学園高校に入学してしまった貧しい庶民の出である牧野つくし。誰も逆らえないF4に、あろうことか正義を振りかざして立ち向かっていくところから、さまざまなドラマが織り出されるという展開のラブストーリーというのが、漫画「花より男子」のあらすじです。テレビドラマでは牧野つくしを井上真央が演じ、道明寺司を嵐の松本潤、花沢類を小栗旬、西門総二郎を松田翔太、美作あきらを阿部力が演じるという若手豪華俳優を配したことでも話題となりました。